いつでも微笑みを

体を壊してやりたいこともなくなってしまったから、自分が思っていることを伝えたいことをとりとめもなくかいていくよ。

【楽しい時間はあっというまに】ひとり飲みの女神様/五十嵐雄策【読書感想】

人の縁とは本当に不思議な物だ。
目には見えないし触れることもできないけど、それらはきちんとこの世界に存在して、様々な場面で色々な人生に影響を及ぼしている。
それはもしかしなくても、ものすごいことなんじゃないかと思う。
それこそ、奇跡とか運命とかっていうくらいの……

あらすじ

読めば行ってみたくなる ごほうび晩酌小説♪
中堅の商社に勤める川本月子は、ごくフツーの平凡なОL。そんな彼女の唯一の楽しみは、毎週金曜日に飲みにいくこと。愛読するグルメブログ「ひとり飲みの女神様」をチェックして、サクサク白海老の唐揚げとキンキンに冷えたビール、ぷりっぷり生牡蠣とすっきりグレープフルーツサワーなど、お酒とグルメを堪能。そしてぶらりと立ち寄った酒場では、一期一会の意外な“縁”もあり……? 赤提灯に誘われて、今宵も行ってみましょう、ひとり飲み!

公式サイトより抜粋

感想

 タイトルでピンときて購入しました。主人公月子がお酒を飲む短編を12本収録しいます。どのお話も月子がおいしそうに飲み食いをするので、お酒を片手に読みたくなりました。

 タイトル通り、お酒についてがこの物語が主ではあるのですがお酒を飲み行く理由付けについてもきちんと描けていたのが好印象でした。

 例えば、仕事で嫌なことがあったからまっすぐ家に帰るのがなんだかためらわれて、以前先般に連れて行ってもらったお店に独りで飲みに行くというシチュエーションは、私にも経験があるのでそれ分かるなという気持ちになりました。

 また大きな仕事が一区切り付き自分自身へのご褒美で今日は少しお高いお店に行こうかな、というシチュエーションもそれあるあるだなと思うし、そんな時のちょっと良いお店は格別なんですよね。そういうのを書籍で味わうのはすごく楽しいです。

 飲み食いの描写は、思わず自宅でお酒を用意したくなるくらいよくかけています。赤羽のはしご酒に出てくるお店はそれなりに有名な店ですし、他のお話で書かれているお店も実物のお店を少しもじっているだけなので、探して飲みに行けばさらに物語を面白く捉えることができるようになるのではないでしょうか。

まとめ

 普段あまりグルメ漫画や小説を読まないので、とても斬新かつ楽しい気持ちで読むことができました。お酒が好きな人は間違いなくお勧めの一冊です。お酒が苦手な人も「お酒が好きな人ってこんな気持ちでお酒飲んでるんだ」というのが分かるのではないでしょうか。明日は飲みに出かけようかな…